新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大の収束時期が見通せないなか、化学企業の多くが今週、中国で半月ぶりの事業活動を再開した。日系企業も活動を始めているが、生産再開となると状況はまちまち。生産を再開した企業も稼働状況など詳細情報を把握しきれておらず、拠点ごとに所在地政府の方針も異なるため現場では混乱も広がっている。各社、対策チームなどを設け対応を急いでいるが、外地から戻った従業員の立ち入り制限や物流の麻痺、稼働申請手続きの遅れなどは悩ましいところだ。渡航規制もここへ来て強まってきた。感染予防と事業再開の両立を目指す”手探り”の再稼働。フル稼働には時間を要しそうだ。続きは本紙で

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