【上海=但田洋平】新疆ウイグル自治区で大型の生分解性樹脂プロジェクトが立ち上がった。新疆望京竜新材料有限公司が、まずは10万トンのポリブチレンアジペートテレフタレート(PBAT)設備を建設する計画。需要見合いで第2期60万トンの大型設備や、エチレングリコール(EG)、エンプラなど計130万トンの産業チェーンの形成を構想し、総投資額は300億元(約4500億円)規模を見込む。中国政府が使い捨てプラスチックの使用制限に舵を切るなか、代替製品の開発要求に呼応した大型投資に踏み切る。
荒川化学、製紙用薬品世界展開 環境性能を訴...
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