日新製糖は、歯の表面のプラーク(歯垢)形成を抑える食品用の機能性糖質を開発した。砂糖を原料に菌と酵素の2段階反応によって生成。プラークの基となる糖の存在下でも少量の添加で抑制効果が得られる。いつもの食事で虫歯予防ができる利点を訴えてガムやのど飴のほか、口中清涼菓子、サプリメントなどへの採用を目指す。健康志向の高まりを背景に国内の砂糖消費量が減少傾向にあるなか、機能性糖質を成長の柱に据えて腸内環境を良好に保つガラクトオリゴ糖に次ぐ新たな稼ぎ頭に育てる。続きは本紙で

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