日本ゼオンが従来と異なる視点で最先端の半導体材料の開発をさらに進める。電子線レジストで採用する主鎖切断型の技術で参入を目指すのがEUV(極紫外線)レジスト市場。微細化の追い風を生かし、既存の化学増幅型の代替を狙う。そのほかCOP(シクロオレフィンポリマー)を用いた高透明の感光性絶縁膜、カーボンナノチューブで熱伝導性を高めた放熱シートなど特徴的な製品を数多くラインアップする。自社の独自技術・素材を用いた差別化戦略は、業界に新たな風を吹き込む可能性がある。

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