日本バイリーンはニッケル水素電池向け不織布セパレーター(絶縁膜)の能力増強に向け、大型投資の検討に入った。東京工場(茨城県古河市)を候補に、現状比で倍増の生産体制を構築する計画で、投資額は数十億円クラスを見込む。2021年度中にも決断を下す考えだ。ハイブリッド車(HV)に多く搭載されているニッケル水素電池は、HVの継続拡大が予想されるほか、今後は再生可能エネルギー向け定置用蓄電池としての普及にも期待が寄せられている。安定的な供給体制の確立で、エコカーやクリーンエネルギーなど伸び行く需要を着実に獲得していく。続きは本紙で

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