日本ユピカは、三菱ガス化学(MGC)からのTOB(株式公開買い付け)による連結子会社化でシナジーの発現を追求する。従来もMGCグループが45%超を保有するグループ色の強い会社だったが、「より深い連携に取り組むには、持ち分法適用会社としての壁があった」(山根祥弘社長)。TOB実現後は、MGCの主導を仰いで技術ノウハウを共有化し、生産技術の大幅な向上につなげる。販売面では、日本ユピカが対象とする成形メーカーなど相対的に最終商品に近い分野へのネットワークを生かし、MGCの持つ特徴ある樹脂を紹介することなどで互いの利益を高めていく。続きは本紙で

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

経営の最新記事もっと見る