日本曹達は、農業化学品事業においてグローバル戦略品を相次ぎ投入する。このほど新規殺菌剤「ミギワフロアブル」(開発コード・NF-180)の農薬登録を国内で取得した。同剤はリンゴ黒星病が発生した青森県の要請があり、当初計画よりも約2年前倒しで登録を取得、来春から東北6県などで上市する予定だ。すでに国内登録を完了している新規殺ダニ剤「ダニオーテ」(一般名・アシノナピル)も今年10月に国内で上市する。2剤とも新規の作用性を有し、耐性菌や抵抗性害虫への効果が期待されている。同社は2剤をグローバル大型品として育成し、中長期的に日欧米市場で70億円規模(2剤合計)の売り上げを目指す。続きはこちら

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