素材ベンチャーの日本材料技研(東京都中央区)は、電極や電磁波シールドなどでの利用が期待される2次元ナノ材料「MXene(マキシン)」の工業的製造プロセスを独自に確立し、サンプル販売を開始する。マキシンは高誘電率、高電磁シールド性、高静電容量といった特徴で知られる先端素材。学術領域での研究が先行し工業的に供給する企業はまれだが、同社は50グラム程度の製法を確立した。5G(第5世代通信)や次世代電池などの部材開発を手がける企業に供給し、同素材の活用を後押しする。続きは本紙で

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