日本板硝子が環境対応の取り組みに注力している。なかでも重要度が高いのが温室効果ガスであるCO2の排出量削減。ガラス事業では溶融窯の熱源として主に化石燃料を使用しており、避けて通れない問題だ。昨夏、新たに設定した目標値は2030年までに18年対比で21%削減。ガラス業界では世界で2社目となるSBTi(サイエンス・ベースド・ターゲット・イニシアチブ)の認定も受けた。これにともない、毎年1%ずつを目標としてきたガラス単位生産当たりのCO2排出量削減率を、2%に引き上げる検討を進めている。長期目標の達成には窯のエネルギー転換やCO2の原料化といった革新性も必要になってくる。続きは本紙で

英グリーンゲート工場

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