日本触媒は、次世代薬として注目を集める中分子医薬品の原薬製造受託で、事業基盤の整備を着々と進めている。生産面では吹田地区研究所(大阪府吹田市)内の製造施設に核酸医薬原薬生産の新ラインを導入し、品質・製造基準GMP対応の核酸2系列とペプチド1系列体制に拡張した。開発は薬物送達(ドラッグ・デリバリー・システム、DDS)も強化し、出資するベンチャーが持つ技術展開のほか、自社品創出にも注力している。核酸医薬に重点を置きながらペプチドとDDSを含めた受託サービスの提供を具現化し、成長市場を取り込んでいく。続きは本紙で

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