日東紡は、総合研究所を核とした全社的かつ長期的な研究開発(R&D)活動を強化する。4月から始まる新中期経営計画の重要施策の一つとして掲げるもので、新たに2つの戦略推進組織を設置し、環境対応やデジタル技術活用の取り組みを推進する。同社の主力事業であるグラスファイバーは溶融炉などに多くのエネルギーを消費するが、種々の取り組みで地球環境負荷を低減する。環境貢献製品開発にも注力し、中計期間内には製品が使用される際の削減効果も含め、改めて中長期のCO2削減目標を打ち出す。デジタル関連では、マテリアルズインフォマティクス(MI)などの活用による新組成ガラスの開発や生産性向上を目指す。続きは本紙で

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