日清紡ケミカルは、ウレタン材料を用いた土木インフラ向けの展開を強化する。コロナ禍にあってもトンネル補修用のウレタン「セットフォーム」は過去最高の出荷量を更新。通常、自治体からの注文が鈍化する年度末の3月になっても目立った減少がみられず、土木インフラの修繕に対する優先順位の高まりが感じられる状況となっている。数年来取り組む鉄道枕木向け防振材も「今年はチャンス」(高橋郁夫社長)として実績拡大を狙う。さらにこれまでウレタンが使われていなかった用途に向けても新製品の開発に着手しており、現場施工可能なことおよび優れた強度を生かせるウレタン材料により、災害大国であり老朽化の進む日本のインフラ補修に貢献していく。続きは本紙で

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

エネルギー・素材の最新記事もっと見る