日清紡ケミカルは、プラスチックのグリーン化に貢献する樹脂添加剤「カルボジライト」事業を拡大する。世界的な環境規制の強化をフォローの風として、水系塗料、インキ、接着剤や生分解性樹脂の耐久性向上剤としての引き合いが年々高まっている。海洋生分解性を向上するための新規物質も見いだしており、年内にも製品化して耐久性、海洋分解性の双方の観点からプラスチックの分解性を制御できる技術を売り込む。カルボジライトの生産能力は継続的なプロセス見直しにより年率5~10%のペースで高まっている。それでも2023年には既存設備では不足するとみて、海外での協力工場探索も選択肢に増産の検討を進める。続きは本紙で
荒川化学、製紙用薬品世界展開 環境性能を訴...
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