新型コロナウイルス感染症の後遺症、専門家が解説します-。日本漢方生薬製剤協会はあす19日、オンラインセミナー「ウィズコロナ時代のウィズ漢方」の配信を開始する。順天堂大学附属順天堂医院が開設したコロナ後遺症漢方外来の医師3人が登壇し、具体的な症状や診断、漢方治療の実例などを講演する。動画共有サイト「YouTube」を通じ、3月20日まで視聴できるようにする。

 新型コロナウイルス感染症の場合、熱などが治まった後も倦怠感や頭痛、嗅覚・味覚障害、脱毛など、いわゆるコロナ後遺症が続くことがある。その症状も多岐にわたり、治療法もいまだ確立していない。そうしたなか、医療用漢方製剤を治療に取り入れている同外来の取り組みを紹介する。

 事前申し込みは不要。2月19日から3月20日の公開期間中、同協会専用サイト(https://www.nikkankyo.org/youtube.htm)で誰でも自由に見ることができる。また、4月1日からは同協会ホームページ(HP)上でも公開する。

新聞 PDF版 Japan Chemical Daily(JCD)

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