日産化学は23日、4月1日付で八木晋介取締役専務執行役員が社長・COOに昇格する人事を発表した。木下小次郎社長は代表権のある会長・CEOに就く。

 木下社長は2008年に社長就任以来、売上高営業利益率で連続10%超を維持。自己資本利益率(ROE)も16年度から4期連続で15%超を達成するなど同社を化学業界屈指の高収益企業へと成長させた。今後は、代表取締役を2人体制にすることで経営基盤を強化し、さらなる企業価値向上を目指す。

 〔八木 晋介氏=やぎ・しんすけ〕85年(昭和60年)東北大学工学部卒、同年日産化学工業(現日産化学)入社。16年執行役員袖ケ浦工場長、18年常務執行役員生産技術部長、20年取締役専務執行役員生産技術部門統括 化学品事業部担当。富山県出身、58歳。

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