旭化成は2020年度下半期、変性ポリフェニレンエーテル(PPE)樹脂事業で前年同期比10%増の出荷を目標に掲げる。新型コロナウイルスの感染拡大で上期の数量は落ち込んだものの、下期は中国を中心に需要の回復が見込まれている。主力の太陽電池(PV)部品向けではカスタマイズ対応を進めるほか、自動車向けではエンジン回りや電装化対応の提案を強化する。また、シートやフィルムの形状に対応した樹脂開発も検討するなど、新たな市場・領域開拓にも力を注いでいく。既存領域の底上げとともに新市場への進出で、継続して市場成長率以上の事業拡大を図る考えだ。続きは本紙で

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