旭化成は、二酸化炭素(CO2)の分離回収市場に参入する。CO2吸着性能に優れる吸着剤を開発、これを組み込んだシステムとして2025~30年ごろの事業化を目指す。火力発電所や工場などから出るCO2が効率良く回収できれば、化学原料などに転換する「カーボンリサイクル」も広がる。日本や欧州、中国など主要国・地域が温室効果ガス排出量の「実質ゼロ」を表明するなか、旭化成もその実現に不可欠な革新技術の開発を加速させる。続きは本紙で

楕円形のような8員環の細孔構造(上)を持つゼオライト系吸着剤

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

エネルギー・素材の最新記事もっと見る