有機ＥＬ発光材料「塗布型」開発大詰め（上）ターゲットは大型パネル

　実用化が迫る塗布型有機ＥＬ（エレクトロルミネッセンス）パネル市場。先頭を走るＪＯＬＥＤが中型パネルの量産ラインを稼働させ、さらに大型パネル開発で中国ＴＣＬ　ＣＳＯＴとの連携を発表。業界で期待感が高まっている。塗布型発光材料メーカーをみると、中型パネルに続いて「大型パネルでも高分子系発光材料で事業戦略が描ける」（住友化学）と高分子側が歓喜すれば、低分子側も「塗布市場の前進自体がポジティブ」（三菱ケミカル）と勝機をうかがっている。塗布市場の開花は近く、塗布型発光材料の選定も大詰めを迎えた。続きは本紙で

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