東ソーは、米国にバイオ医薬品製造の精製工程などに使うカラムの工場を新設する。現状、南陽事業所(山口県周南市)で製造した分離精製剤を供給しているが、現地で充填し製薬会社など顧客がすぐに使用できる形態で販売する計画。米オハイオ州での拠点設置で検討を進めている。分離精製剤は南陽でデボトルネック工事を実施中で2023年度から増産する。さらに次期設備投資の詳細を詰める。抗体医薬に加え、次世代薬の核酸医薬向けも伸びており、積極的に経営資源を投じて体制を強化し成長市場を取り込む。

設備導入を検討する米国オハイオ州の拠点

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