東レは、パワー半導体の保護膜に用いるポジ型感光性ポリイミド(PI)で、「NMP(N-メチル-2ピロリドン)」を溶剤として使用しない環境配慮型シリーズを戦略製品として売り込む。電気自動車(EV)の部材として環境配慮型製品の需要が高まるなか、車載インバーターなどに求められる耐圧性をクリアしたNMPフリーグレードを発売し、一部の顧客が採用の検討を始めた。今年度中には鉄道車両など大規模なインフラ設備で用いるさらに高い耐圧性が求められるグレードでも感光性NMPフリーグレードの投入を予定する。

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