東レはリチウムイオン2次電池(LiB)用絶縁膜(セパレーター)事業で、すべての用途に対応した全方位戦略を加速する。車載向けではハンガリーでLG化学と合弁会社の設立を決めた。LGグループというLiB大手への販売先を確保したことで、欧米を中心とした電気自動車(EV)需要を取り込んでいく。一方、日韓では民生向けの提案を強化する方針。スマートフォンやパワーツールなど搭載機器に対応したLiB向けセパレーターをカスタマイズして製造することで、現状で3~4割の売り上げ比率を5年後には5割への引き上げを狙う。需要家の要望に応じた製品展開で、拡大する需要に対応する考えだ。続きは本紙で

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