東レは、炭素繊維を用いたUDテープ(一方向強化テープ)を射出成形金型内で賦形・溶着一体化するハイブリッド射出成形技術を開発した。同社処方によるUDテープおよび射出用ペレットを用いることで、UDテープへの予備賦形をなくし、一般的なハイブリッド成形に比べて約70%のコスト低減を可能とする。条件によってスチール部品と同等の物性、コストの部品を約20%軽量化できることから、自動車などのモビリティ部品や一般産業などさまざまな用途での展開を見込んで顧客との共同開発を始めており、2年以内の量産出荷を見込んで生産拠点の検討も進める。続きは本紙で

自動車シート(奥)とバンパーを想定した成形品

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