東南アジアで、コロナ禍によって検討が一時中断された大型石油化学投資が再開されつつある。インドネシアのジャワ島では近く、韓国ロッテケミカルがエチレンセンターに着工する。完成は2025年の予定で、投資額は約40億ドル(約4600億円)。マレーシアとの域内2拠点体制を築き、経営の柔軟性を高める。ブルネイでは中国の民間化学大手・恒逸石化(ヘンイー)が、製油所・石油化学一体投資の決定を控える。総投資額は日本円で約1兆6000億円にのぼり、ブルネイで過去最大の外国直接投資となる。続きは本紙で

ロッテケミカルは域内2つ目のエチレンセンターを設ける(写真はマレーシア工場)

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