【シンガポール=中村幸岳】東南アジアの多くの国でもいまだコロナ禍の収束がみえないが、2021年に入り域内化学大手は相次いで増産投資を実施している。フィリピンの化学最大手JGサミットはこのほど、同国唯一の分解炉を増強、追加投資をにらむ。タイではPTTとサイアムセメント(SCG)の2社がそれぞれエチレン能力を引き上げた。一方、マレーシア国営ペトロナスは、製油所・石化一体拠点PICの稼働を年末に想定している。続きは本紙で

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