東和薬品は、2024年度にも原薬の製造過程で連続生産を導入する。まず2製品を選び、中間体の途中から精製工程まで連続した生産プロセスを確立する。来年度には薬事当局との協議を始め、23年度にも連続生産の薬事申請を行う。実現すれば、ジェネリック医薬品(後発薬)では国内初の連続生産になる可能性が高い。製剤工程は、昨今の医薬品供給不足への対応を優先するため計画が1~2年遅れるが、26年度には山形工場の新棟で実生産を始める。従来のバッチ式より生産時間を短縮できるため、品質保証体制を確立できれば安定供給の新たな手段になると期待している。続きは本紙で

製剤の連続生産は山形工場の新棟を使って導入する

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