東洋炭素は、次世代型触媒担体向け「クノーベル」の定置型燃料電池(FC)グレードを開発した。現在、国内メーカーで最終検討段階となっており、2022~23年の製品採用を見込む。新グレードは原材料の選定からメソ孔サイズ、生産プロセスなどの最適化を図ることで、10年以上という定置型FCに求められる製品寿命を可能にする耐久性を達成した。クノーベルの定置型FCへの適用は、韓国、欧州でも進むことから、森下隆広執行役員・グローバル開発本部長は「定置型FC領域で、年間数千万円のビジネスへと成長させる」と話す。続きは本紙で

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