東洋紡は、新型コロナ禍を機に高まった抗ウイルスニーズに不織布で応える。産業資材をターゲットに抗菌・抗ウイルスポリエステル不織布「AirriA(エアリア)」を4月に上市予定。不織布に高い抗菌・抗ウイルス効果を持つ薬剤を独自技術で強力に担持することで、屋外でも1年間以上、機能を維持できる。自動車内装部材などへ展開、普及が予想されるシェアカーなどでの需要も取り込みたい考え。2022年度の売上高10億円超を目標とする。また、ポリプロピレン(PP)メルトブロー不織布は約20年ぶりの国内自社生産再開に向けて準備中。マスク用ろ材用途などを想定して、安定供給に加え、品質での差別化を図っていく方針。続きは本紙で

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