東洋紡は、有機中間体の受託合成ビジネスを拡大する。数億円を投じた主力の高砂工場(兵庫県高砂市)の設備増強工事が今春完了、今夏に本格稼働する予定だ。全体の生産能力は従来の約2倍となり、月数十トンレベルの依頼への対応も可能とした。加えて新設備の導入により、ユーザーのニーズにさらに柔軟に応え得る体制も構築。顧客の中心である日系化学メーカーでは、環境規制の厳格化などによる中国リスクを回避し、国内回帰により中間体の安定調達を図る傾向が強まっている。同社ではその需要を取り込んでいく考え。中期経営計画の最終である2021年度までに同ビジネスで年間売上高10億円の上乗せを狙う。続きはこちら
ジェイ・プラス、川崎でDINP生産検討 可...
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