東海カーボンは精錬ライニング事業の高収益化を一段と強化する。昨年7月の独コベックス(現トーカイ・コベックス、TCX社)に続き、今年7月に仏カーボン・サボワ(現トーカイ・カーボン・サボワ、TCS社)を買収。これにより、同事業の売上高は単純合算で500億円規模と全社の約2割を占めるまでに高まった。営業利益率(のれん償却前)はTCX社単独の35%から両社合算により20%台まで下がるものの、今後、両社のシナジーを追求することで2、3年後までには30%台を持続できる体制を構築していく方針。同時に、ファインカーボン(FC)、負極材など他の事業とのシナジー創出にも取り組む。続きはこちら

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

先端材料・部材の最新記事もっと見る