東邦チタニウムは通信市場の開拓を強化する。ニッケル粉が積層セラミックコンデンサー(MLCC)向けに伸長しており、第5世代通信(5G)基地局の整備、車載通信の普及などを背景に一層の需要拡大が見込める。このほど、ニッケル粉第4工場(北九州市若松区)の稼働を開始し、新規需要の取り込みに拍車をかけている。2021年度、ニッケル粉を主力とする化学品事業の売上高は前期比31・5%増の150億円と大幅に増える見通し。増設スペースが残っており、「第5工場については可能であれば21年度中に判断する」(西山佳宏社長)としている。続きは本紙で

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