【名古屋】根上工業(石川県能美市)は従来のシリカやアクリル系中空粒子の硬くて脆いという欠点を解消し、高靭性、高強度、高光拡散性、高断熱性を持つ、これまでにない高機能中空粒子を開発した。独自のポリマー重合技術で架橋ウレタン樹脂を粒子のシェル層(殻)とし、内部のコア層は空気であるため、軽量で低比重かつ割れないという力学特性を持つ。粒子特徴を生かし光学系材料フィルムコーティング、高機能塗料、断熱性を付与する建材などに加え、低誘電率なため電子分野向けの機能性中空粒子としても新市場が見込める。今月、本格的な市場へのサンプルワークに入っており、新規製品として用途開拓に注力する。続きは本紙で

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