欧州が2050年のカーボンニュートラルの達成に向けて、脱炭素に続く新たな機軸として炭素循環・除去を打ち出した。欧州委員会は昨年12月、「持続可能なカーボンサイクルに関する政策文書」を採択し、非化石資源からの炭素を原料としたプラスチックをはじめとする化学製品の割合を最低20%とする目標を掲げた。CCUS(CO2回収・利用・貯留)の普及も図る。欧州化学工業連盟(CEFIC)は「(炭素循環で)化学産業は中心的な役割を担っている」との声明を発表し、歓迎の意を示している。続きは本紙で

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