武蔵野化学研究所の主要品目の一つ、ピルビン酸の需要が世界的に拡大している。医薬・農薬中間体用途を中心に、数量、顧客数ともに増え続け、さらに香料や電材原料向けの引き合いも多く寄せられている。同社では、顧客からの要望に応えるため、磯原工場(茨城県北茨城市)の生産能力を30%アップさせ、増産体制を構築。今後、医療分野など、産業成長が見込まれる微生物発酵による有用物資生産や細胞培養用培地因子向けといった、新たな用途への対応を含め、安定供給への準備が進む。続きは本紙で

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