欧州でグリーン水素を製造する固体高分子膜(PEM)型水電解装置の大型化が進展している。シェルがドイツで10メガワット設備を立ち上げた。今後100メガワットを追加する方針。22年にはリンデがドイツで24メガワット設備の稼働開始を予定している。スナムは30年までに10ギガワットをイタリアに導入する計画。BASFもドイツの本社工場で50メガワットの導入を検討している。アルカリ水電解に比べPEM型は材料費が高く大型プロジェクトには不向きとされていたが、技術開発と量産効果により、この壁を越えようとしている。続きは本紙で

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