【バンコク=阿桑健太郎】三菱ガス化学のグループ会社である永和化成工業(京都市中京区)は、化学発泡剤のタイ生産品を拡大する。タイ現地法人「エイワケミカル(タイランド)」では以前から合成ゴム向けマスターバッチの現地委託生産を行っていたが、安定調達を目的に海外からの受注が急増。樋口諭エイワケミカル(タイランド)社長は「今期は前期比10倍の販売量を見込む」と話す。タイ産マスターバッチの大半は輸出向けだが、今後はローカルの新規顧客への拡販に取り組む。化学発泡剤の使いこなしには高い技術力が必要なことから、エイワケミカル(タイランド)は現地でのテクニカルサービスを差別化要因とし採用獲得につなげる。続きは本紙で

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