環境省は廃プラスチックのケミカルリサイクル向けなどに、高性能で安価な触媒の開発・実証に乗り出す。量子コンピューターなどを用いることで、白金など希少金属の使用量を大幅に減らしつつ、一般的な幅広い金属を組み合わせた触媒材料を探索・製造する。廃プラをガス化し、プロパノールを合成する際の触媒として使用することで、廃プラからポリプロピレンを作り、再びプラ製品に循環させる仕組みを作りたい考え。2030年までに技術を確立し、早期の社会実装を目指す。事業全体で年間約13万トンの二酸化炭素(CO2)削減効果を見込む。続きは本紙で

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