2021年の界面活性剤は底堅い需要が続きそうだ。日本界面活性剤工業会がまとめた生産・出荷実績によると、21年1~6月の界面活性剤生産量は60万1522トンと、前年同期比で15%増えた。昨年の新型コロナウイルスによる需要減の反動に加え、自動車や住宅など界面活性剤が多く使われる産業が回復したことも要因と推測。自動車は半導体不足による減産の懸念はあるが、「下期も関連した活性剤の需要は続くだろう」(大手界面活性剤メーカー)との見方や堅調な市場予測から、21年は前年より増産で着地しそうだ。続きは本紙で

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