積水化学工業は22日、今年度から始動する10年間の長期ビジョン「Vision2030」と3年間の中期経営計画「Drive2022」を発表した。2030年に業容倍増となる売上高2兆円、営業利益率10%以上を目指し、10年間累計で成長投資・研究開発費に総額2兆円超を投じる想定だ。まず新中計の3年間を「次なる成長への仕込み」(加藤敬太社長)と位置付け、投資枠5000億円を設定。このうち4000億円を戦略投資(うちM&A枠3000億円)に投じる計画だ。加藤社長は「社会課題を解決するイノベーションで力強く成長を遂げる。環境変化は激しいが、柔軟かつ大胆に挑戦していく」と覚悟を示した。続きはこちら

加藤社長

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

経営の最新記事もっと見る