経済産業省は、次亜塩素酸水で新型コロナウイルスを消毒する場合、拭き掃除なら８０ｐｐｍ以上、流水でかけ流す場合には３５ｐｐｍ以上の有効塩素濃度が必要だとの検討結果を公表した。ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムなどの粉末を水に溶かしたものを使う場合は１００ｐｐｍ以上。アルコールのように少量では効かないため、適切な使用に注意を促した。純石けん分である脂肪酸カリウムと脂肪酸ナトリウムの有効性も確認した。
有効性の確認は、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、アルキルグルコシド、アルキルアミンオキシド、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化ジアルキルジメチルアンモニウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテルに続くもの。今回の公表で調査を終えた。
