経済産業省は、遺伝子治療に使うアデノ随伴ウイルス(AAV)ベクターの解析評価拠点を整備する。AAVベクターは体内(in vivo)遺伝子治療用のベクター(遺伝子の運び屋)として主流。ただ、最近の治験において、AAVベクターの大量投与による副作用発生が大きな問題となっている。そこで産業技術総合研究所(産総研)つくばセンター(茨城県つくば市)に新たな分析機器・システムを導入、臨床用に大量製造したAAVベクターの安全性・品質評価技術の確立を目指す。経産省としては、いち早く技術を確立することで日本が遺伝子治療分野で主導権を握れるようにしていきたい考え。続きは本紙で

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