臭素の中国市況が歴史的高値に達した。コロナ禍から難燃剤向け需要が世界的に回復するなか、8月の米大手のフォースマジュール(不可抗力による供給不能、FM)宣言と9月の中国の電力制限により供給が一段と縮小。中東勢も物流の混乱で供給が滞っており、10月の国慶節明けには1トン当たり7万元と今春の2倍に達した。11月下旬時点でも6万8000~6万9000元で推移しており、米中などからの供給の不安定さから当面高値で張り付くとみられている。続きは本紙で

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