花王は洗剤用酵素で培った微生物技術を感染症対策に応用していく。枯草菌を用い新型コロナウイルス中和能を持つVHH抗体や、腸内寄生虫を駆除するたんぱく質の大量生産へ向けた生産技術開発に取り組む。昨年よりESG(環境・社会・企業統治)経営に舵を切った同社は、これまで主に自社活用してきた微生物技術を社会課題や医・食・農など広範な領域に生かす考えが強く、今後はビジネス化に向けたパートナーづくりも国内外で活発化していきそうだ。続きは本紙で

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