荒川化学工業は業界に先駆けて、水系粘着剤に用いるエマルジョン型タッキファイヤー(粘着付与剤)の高耐水性化に成功した。水系粘着剤は環境意識などの高まりとともに需要拡大が見込まれる一方、溶剤系と比べ一般的に劣る耐水性や耐湿性が用途拡大の妨げとなっている。独自の合成技術などを生かして乳化剤(界面活性剤)を最適化し、課題を解消した。耐久性が求められる電子材料や自動車部材向けなどのテープ用粘着剤用途を軸に、早期の実用化を目指す。粘接着事業の次世代の牽引役として期待を寄せる。続きは本紙で

エマルジョン型タッキファイヤー

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