製薬各社の2021年3月期決算が出揃った。3月期決算企業の売上高上位8社のうち6社が減収となった。多くの企業は主力の新薬が順調に伸びたが、コロナ下の受診控えや患者数減少、日本の薬価改定の影響を吸収し切れなかった。新薬の早期開発や販売強化を優先するため、足元の利益成長より次の収益基盤構築に向けた先行投資を重視する企業が多い。今期から新型コロナウイルスワクチンの売り上げを計上する企業もある。続きは本紙で

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