資生堂は、研究開発(R&D)の国際連携を強化する。各国R&Dトップとのコミュニケーションを深め、多様な情報を共有。現地のトレンドを他地域の製品開発に反映させたり、使用原料の規制情報は全社的に対応するなど、状況や課題に応じて全体最適と部分最適を追求する。日本のR&D拠点「資生堂グローバルイノベーションセンター」(GIC、横浜市西区)を司令塔とする従来のトップダウン方式ではなく、戦略立案の段階から各拠点を巻き込むボトムアップ方式の連動を活発化する。

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