<普及のネックは価格>
自動車の軽量化を目指し、セルロースナノファイバー(CNF)の適用に向けた開発が進んでいる。環境省プロジェクトとして大学や研究機関などがデモカーを作るなど、実用化を目指してきたが、最近になってガラスを代替可能な複合樹脂ガラスの製造技術が公開された。また内装やエアコン部材も含有材料による代替がみえてきた。脱炭素のために電気自動車(EV)の普及が急務だが、植物由来のCNFを使った軽量化はカーボンニュートラルにも有効。普及には大幅なコストダウンが必要となっている。続きは本紙で
EV販売、24年に1700万台 IEA予測
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