酢酸エチルのアジア市況が、約2年ぶりに1トン当たり1000ドル台に乗せた。指標となる中国FOBは足元で1050ドル前後。原料の酢酸が12月に入って一段と上昇したほか、工業用エタノールも高止まっている。需要は中国を中心に勢いを取り戻している。日本では秋から中国品販売元による追加値上げの最中にあり、国内品も一部追加値上げが打ち出されている。海外市況の続騰を受け、12月も価格改定に踏み切る中国品販売元が現れている。続きは本紙で

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