酸化チタンのアジア市況が上昇した。足元は年初比で1トン当たり100ドル高の2800ドル前後。原料のルチル鉱石が新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、南アフリカ産の供給が細ったことが背景にある。また、中国大手が昨秋からルチル鉱石を原料とした塩素法設備の稼働を開始したことで消費が増加したことも原料高騰の一因とみられる。続きはこちら

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