<量子時代の材料開発/上>
 次世代の高速計算機「量子コンピューター」を材料開発に役立てる取り組みが進んでいる。三菱ケミカルグループやJSR、DICなどの化学企業が分子構造や物性を予測する量子化学計算、機械学習や組み合わせ最適化などの応用研究に力を注ぎ、世界から注目される成果も生まれている。現在の量子コンピューターは人間で言えば「幼児」の段階とされるが、「この勢いで進化すると大変なコンピューターになる」(慶応義塾大学・伊藤公平塾長)と、その潜在力に期待を寄せる声は多い。各社は将来の競争力に直結するとみて、量子技術を使いこなす力を磨く。続きは本紙で

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