自動車向け鉄鋼製品需要が回復に転じている。2020年度第1四半期は新型コロナウイルスの影響が直撃し、大手鉄鋼および特殊鋼メーカーの業績は大きく落ち込んだ。ただ第2四半期までに底打ちしたとみられる。いぜん低位な水準にありながらも「年度末に向けて段階的に回復する」(神戸製鋼所の勝川四志彦専務)と予測。また、電気自動車(EV)向けはコロナ禍でも「影響は軽微で、今後大きく成長する」(日立金属の西山光秋会長兼社長CEO)という。各社、堅調を保つ電子材料向けと自動車向けの両輪で業績の回復を図ろうとする傾向がみられる。続きは本紙で

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